>>707

「美汐、具合はどう?」
目を覚ましたみしおたんにお母さんが優しい声をかける
「う、うん・・・少し良くなった・・・みたい・・・」
「そう、良かった・・・」
「早く・・・治さなくちゃ・・・」
「あなたうわごとでもそう言ってたわよ、よっぽど流星群が見たいのね」
「え・・・?」
「『あの人と一緒に星を見るんだ』って何回も」
「あ・・・」
「一緒に行く相手って女友達じゃなかったの?」
「あ、あの、それは・・・その・・・」
「良かった・・・」
「え?」
「あの日以来、あなたがもう誰も愛せなくなってしまったんじゃないかと思って
 お母さんもお父さんもずっと心配で・・・」
「・・・」
「その人のおかげ・・・なのね?」
「うん・・・」
「お父さんには内緒にしてあげる」
「うん」
「でも、あなた達はまだ高校生だということを忘れないでね?」
「な、何を言って、わ、私はそんな、あの・・・」
「ウフフ、じゃあお粥作ってくるわ」
「もうっ」