私は傘をたたみ、二人に近づいていった。雨になんかかまってられない。
 しっかりとした足取りが自分の存在を博之ちゃんたちに伝えたようだった。
「あかり!おまえ…」
「…………」

 博之ちゃんは目に見えてばつが悪そうだった。
でも…今伝えなきゃ!もう伝えられないかもしれない。
「あかり…今ちょっと委員長と話してるとこだから…」
「博之ちゃん!」

 私は自分でも驚くほど大きな声で博之ちゃんの言葉をさえぎっていた。
 保科さんも驚いてる…
「神岸さん、なんや話あるみたいやね、私あっち行ってよか?」
「いいの、保科さんにも聞いて欲しい」
「…………」

 保科さんは私の言葉に何かを感じたようだった。
そう、私はあなたの敵になるの。
「博之ちゃん…私、博之ちゃんが好き!ずっと好きだった!ううん、今でも」
「あかり…」

 博之ちゃんは気付いてる。私の気持ち。知らないふりしてた。
でも私は幼馴染みでよかった。一番近かったから。
この気持ちをぶつけないまま負けるのはいや!
「博之ちゃんは…どうなの?保科さんと私、どっちが好き?」
「…………」


あとよろしこ〜♪