帰ってきたら、めっさ荒れてるね。荒れているから>>802のリクエストにお応えしてSS投下。でもあんまりリクエストに応えてないような。なんか冬弥、壊れているし。
でも書いているうちに去ったみたいだ。無視しよう。変なの書いた。ごめん。

 その時、俺は不思議な緊張感を感じた。
 俺の行く手に立つ3人の女の子。
 三角形を描いて立っているその子たちは、だが、会話を交わすわけでもなく、
睨み合うわけでもなく、ただ、虚空を見つめていた。
 一人は綺麗な黒髪の、落ち着いた感じのお嬢様。だけどその瞳は、心ここにあらずという感じだ。
 頭に被ったとんがり帽子と、足元の黒猫が気になる。
 一人は薄い水色の髪をした、透明感のある少女。虚ろな目の焦点が、合っていないようで合っている。
 なんだか髪の毛が変な風にはねているような……アンテナ?
 最後の一人は、緑の髪をした、ぼーっとしている女の子……って、はるかじゃないか!
 だが顔見知りにも関わらず、俺は声がかけられない。
 見えない壁に阻まれ、俺は引くことも進むこともできず、絶え間なく訪れる強烈なプレッシャーに耐えるのが精一杯だった。
「あははは」
 不意にはるかが笑った。
 なんだ? 誰も何も言っていないのに、なぜ笑う?
 ネコに睨まれたネズミのごとく、動けない俺を見て笑っているのか?
 だが、はるかの視線はこちらを向いていない。
 水色の少女も、嬉しそうにニコニコ笑っている。
 黒髪のお嬢様は、頬を少し赤らめ、うつむいていた。
 俺の知らない世界で一体なにが?
 不意に、お嬢様の足元で黒猫が鳴いた。
 お嬢様はこくりと頷くと、俺を見る。ついで水色の少女とはるかがこちらを向いた。
 ――ネコと会話を交わしたとでも言うのか!?
 戦慄をおぼえる俺に、はるかがいつものまったりペースで話しかけてくる。