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「おはよう、今日は早かったね」
コイツのちょっとした皮肉混じりの挨拶から、俺達の朝は始まる。
「ほらっ、早く起きる。パン、もう焼けてるよ」
未だ寝ぼけ頭のまま、寝ぼけ眼をごしごしこする。
そんな俺の眼に、コーヒーの香りとともに飛び込んでくる、コイツのあられもない姿。

「やだ、そんなジロジロ。恥ずかしいよ」
暖かい陽射しの中、僅かに頬を染めながらコイツは身を捩る。
清楚なワイシャツから伸びる、白くしなやかな脚が目に眩しい。

「もう、いつまで見てんのよ。パンとコーヒー、冷めちゃうよ?」
照れながら早くと促すコイツ。しょうがないなと席につく俺。
くすっ。そんな笑顔で差し出されるコーヒーが、俺達の一日の、はじまりの言葉。