葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round74!!
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0124セリオ支援SSのつもり
01/12/20 20:36ID:wC8Ndzlwセリオさんは僕んちの近所に住んでいるお姉さんで、ロボットだ。
僕はいつもセリオさんのところに遊びに行って、色んな話をする。
セリオさんは何でも知っていて、僕に色々なことを教えてくれる。
コーヒーのいれ方を教えてくれたのも、セリオさんだ。
今日はセリオさんのスクーターの後ろに乗っけてもらって、ちょっと遠出をした。
セリオさんの背中に、しがみつくようにして連れてきてもらったのは、
崖がいきなり海に落っこちている、「大崩れ」と言う場所。
セリオさんはそこで夕日を見るのが好きだった。
「よし行こう」と言うことになったのが、昼をだいぶ回ってからだったから、
着いたときにはもう夕闇が迫っているような時間だった。
僕はセリオさんと並んで座って、海の向こうに沈んでいく夕日を眺めた。
風が海からびゅーっと吹いてきて、僕とセリオさんの髪をなびかせていく。
セリオさんはひざを抱え、何も言わずに夕日を見ていた。
僕も同じようにひざを抱えて、何も言わずに夕日を見ていた。
夕日が水面(みなも)に近づくにつれて、赤かった空がどんどん紫色に染まっていく。
ふと隣にいるセリオさんの方を見た。
セリオさんの横顔は、夕日に照らされて茜色に染まっていた。
その横顔はとてもきれいで、でもなんとなく悲しげだった。
「ねえ、セリオさん」
そう言いかけて、やめた。
なぜだか胸がドキドキしていた。
セリオさんは、夕日が沈んであたりが暗くなるまで水面を見ていた。
僕は、そんなセリオさんの横顔をずっと見ていた。
何も言えず、とにかくその横顔を見ていた。
(つづく)
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