「お母さん、私、私、会いたかったよぉ」
「うん、うん、郁未…頑張ったわね」
「ぐすっ、うん、私頑張ったよ。凄くつらい目にもあったけど…何度もくじけそうに
なったけど…私、頑張ったよ」
「う、う、郁未さん、良かったですねぇ」
「そうね…ちょっとうらやましいわね」
「郁未さん、凄く嬉しそうです」
「それでね、お母さん…私、お母さんのクリームシチュー食べたいな」
「ふふっ、郁未ったら…わかったわ。そうだ、せっかくだから皆さんも一緒にどうですか?」
「わ、いいんですかぁ?」
「ば、馬鹿ね、由依。せっかく親子水入らずのところを邪魔するんじゃないわよ」
「いえ、良いんですよ晴香さん。葉子さんも是非どうぞ」
「そうそう。なんと言ってもお母さんのクリームシチューは世界一なんだから!」
「郁未って…マザコンだったんだ…」
「そんな事言うなら、晴香さんはブラコンじゃないですか!」
「あんたはシスコンだけどね」
「まあまあ、そのくらいにしておきましょう。3人とも家族愛に飢えているんですから」
「「「「お前もな」」」」

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