入場の続き、載せるね。
『告別』 第2章 不在

「それでは、試合開始っ!」
 高らかな宣言とともに、あたしと好恵さんの試合は始まった。
 始まったといっても、あたしたちは何をするということもなく、
 ただ、結果が出るまで待っているだけ。
 対戦相手の好恵さんもそうそうに付添の女の子ふたりと控室に戻っていった。
 あたしも茜と司に振り向き、
「そろそろ司の控室に行こっか?」
 そう呼びかけた。
 ふたりとも頷いて歩き出した。