>>62お疲れです。
なんとか、単発シチュSS書き上げ…。
が、情報不足(これは言い訳)と即興ゆえ、海の物とも山の物とも…。
これで取り敢えず、小休止です。誰か続いてくださ〜い!…って無理難題を(w

「ど〜お? 渚ちゃん?」
「ん…むぐむぐ…」
 目をつむって真剣な表情でパンを味わう少女。
対する彼女の母親は、拳二つを、ぐっ、と胸の前で握りしめ、
期待と不安の間を行ったり来たりするのに忙しい。
「ん…」
「…えええぇ!?」
 娘がちょっと眉をしかめたとたんに、唇を歪めて半べそになってしまう始末である。
「おいしいと…思いうけど…」
「やたー!」
 瞬時の変わり身、万歳三唱で、跳ね回る。
「お…お母さん、はずかしいです…」
エプロンの端を引っ張って、必至で制止する健気な娘。
カラン。
「あ、ほら、お客さんです! お母さん、お店、お店!」
言いつつも、自分一人で出るのには一瞬気後れして、母の後を追うようにしてカウンターに向かう渚。
「あっ!」
入ってきた相手の姿を見たとたん、慌てて座り込み、
カウンターを背にして隠れると、どきどきする胸を押さえる。
(ど…どうしよう…ええと…普通に、普通に話さなくちゃ!)