速報を見上げる少女二人。
そのうち、我に返った一方が手を差し出し、もう一方がそれに応える。
両手でしっかりと握手し合う二人。

インスタントビジョンの織り上げた桜吹雪が、二人の周囲で、静かに舞い始める。

感傷に涙ぐむ少女の肩を、励ますようにぽんぽん叩くもう一人。
慰め役の彼女は、眼鏡をきらめかせ、相手の頭をぐいぐいと乱暴になで続けた。
ひとときじゃれ合ったあと、二人は手を取り合い、寄り添った。
ぼんやりと浮かび上がった丘の坂道と、そのいただきにある学校を見上げる。

それは未来に通ずる道だった。
可能性に満ちた世界への架け橋だった。

眼鏡の少女の表情がほんの少し曇った。
しかしそれはほんの一瞬のことで、眼鏡の少女は、先ほど見せた羨望を微塵も
匂わせず、朗らかな調子で、さぁ、と少女の背を押した。
触角のような髪を揺らし、坂道を上っていく少女の後ろ姿を見送る。

いつまでも。いつまでも。

最萌トーナメント
そこは過去と未来の出逢う場所
夢が競演するところ

思い出を照らす つかの間のスポットライト…

ジェットストリーム…。