男男 葉鍵板最燃男トーナメント!! Round4!! 男男
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0077南支援SS:夕方編(1)
01/12/15 19:11ID:6x2kLtLq南は自分の教室に向かって、廊下を駆けていた。窓からは西日が差し込み、廊下を南もろとも赤く
染め上げている。
本来ならばもう家に着いている時間だが、掃除当番で化学実験室を担当していたら、
科学教師に実験器具の入れ替えを手伝わされていたのだ。人のいい南は断ることなどできなかった。
(もうこんな時間か……別に急ぐ必要はないんだけど)
だが帰りが遅くなるとなんとなく損した気分になる。だから彼は鞄のある教室へ急いでいた。
教室へ駆け込むと、誰もいないと思っていたそこには1つの人影があった。
「どうしたんですか? こんな時間に」
その人影――朝は彼に挨拶を返し、昼は弁当を分けてくれたクラスメート、里村茜はそう言った。
「掃除してたら遅くなった」
とだけ言い返すと、南の脳裏に一つの考えが閃いた。どうせ家に帰るのなら――。
「なぁ……ちょうどいいから一緒に帰らないか?」
「嫌です」
……うん、まっとうな反応だろうな。南は自虐的な思考をしたが、茜の言葉には続きがあった。
「……と言うか、無理です」
「なんでだ?」
思わず聞き返す。
「私は日直ですから……」
ああ……そうか。だからこんな時間まで残っていたのか。
「じゃあ雑用は俺がやっておくから、そっちは日誌を書いていてよ」
そう言って黒板消しを手に取り、それを叩いて綺麗にするため窓際へ向かう。
「……いいんですか?」
南はそれに答えず、背を向けたまま右手を軽く挙げて応じた。
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