>>592,>>594の後日談

永遠の世界から帰ってきた翌日、オレは澪と寿司屋へと商店街を歩いていた。
澪はオレの腕に抱きついて上機嫌で歩いている。

「……」る〜ん、る〜ん。
「そんなにうれしいのか? 寿司食べ放題」
『当たり前なの』る〜ん、る〜ん。
「そうか。食べる前からそこまで楽しそうにされると、おごるかいがあるな」
『お寿司のために朝食は抜いてきたの』
「…そ、そこまでしなくても(汗)
 あ、でもネタを注文する時に、いちいちスケッチブックに書かないといけないから大変だな」
『その点は抜かりないの』
「どういうことだ?」
『秘密兵器を用意したの』
「何だそりゃ」
『見てのお楽しみなの』
「?」

そんなことを話しているうちに、寿司屋に着いた。
オレは回転寿司にしたかったのだが、『回転寿司なんて邪道なの』という澪の言葉により却下されてしまった。
まあ、澪はみさき先輩ほど大食いなわけではないし、何とかなるだろう。
オレはそう考えていた。それがとんでもない間違いだとも知らずに。