みちるのおつかいI
そんなやり取りをしてると、当の国崎往人がぐったりした姿で帰ってきた。
「・・・・・・・腹、減った・・・・」
「んに?国崎往人〜、そういえば、今晩のおかずは見たことがないもので
いっぱいじゃなかったのかよー」
「見たことがないもの・・・・・・・」
美凪の瞳が少し輝いてる。
「うっ・・・・・あ、あれはだな。まあ、その・・・・なんだ。つまりは・・・・・あっ。
ほら!見えないか?ああ、見えないのも当然だな。なんせ、誰も見たことがないおかずだからな。
う〜ん、俺にしか見えないのが残念だ〜・・・・・」
「うわっ・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・なるほど」
「うっ・・・・・・・・・」
どうやら美凪はなにかを納得したらしい。まあ、みちるは国崎往人の馬鹿さ加減に呆れて、
物も言えないけどね。
「と、とりあえず、腹が減った。何か食わせろ」
「自分で食いぶちも探してこれない奴がえらそうなこと言うなー」
ガスッ!!
「ぐあ・・・・・・・・・・・・・食う前に蹴るな・・・・んな所を」
みちるの鋭い蹴りをみぞおちに食らって、国崎往人がうめく。
「へへ〜んだ!食べた後にやられるよりマシだろー」
「こ、このクソガキが・・・・・」