「おお、喜んでくれて何よりだ」

ああ、もう! この人何も判ってないっ。

「欲しいって云って無…」
「はいはい、お茶とポカリとコーラ」

渡す指に手が触れた。
この寒いのに、何故かその指は温かくて―――

どきん。

なんだか胸が電気ショックを与えたみたいに一瞬だけ鼓動を早めた。

「お、お金…」
「要らね。天然賞って云ったろ? 余ったお金でおやつでも買いなさい」
「も、もうっ! さ、さっきから!」

どきどきどきどき
なんだろう、鼓動が止まらないや。
ヤバイな、心臓おかしくなっちゃったかな。お医者さん行こうかな。ああ。