「彩は感じやすいな…つぎ、トップね」
 抱きつくようにして、メジャーを背中に持っていく。
「あ…」
 僅かに密着する和樹の胸が、彩には、気持ちいい。
 するすると、メジャーを体に沿わせていく。
 乳房の曲線に沿って、メジャーが張り付く。
「ひゃ…やっ…」
 僅かに固くなっている乳首に、ぴとっとメジャーがあたる。
「ひゃあんっ…」
「…サイズ測るだけでこんな感じるとはね…」
「…だって…」
 胸の谷間の上で、メジャーがクロスする。
 和樹は、メジャーを軽く締める。
「あっ…」
「ふうん…91…結構あるじゃん。カップでE…Fかな?」
 目盛を読み上げる和樹。瑞希と一緒だ、と思ったことは胸に秘めておく。
「か…和樹さん…」
 顔を真っ赤にして、彩が和樹の名を呼ぶ。
「どしたの?」
「私…私…もう…」
「もう、なんなの?」
 うっすら笑みを湛えて、分かって聞き返す和樹。
「和樹さん…いじわる…です…」
「冗談だって…ベッドで、他のトコも測ってあげる」
「和樹…さん…」

 千堂家は、今日も平和だった。