葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round53!!
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0680名無しさんだよもん
01/12/01 01:43ID:xs592EOe少し疑問の色を浮かべたが、美汐は大人しくそれに従った。
左手に、何かがはめらる感触。
「あっ…」
美汐はそれが何だかすぐに分かった。
「あー、誕生日おめでとう。美汐」
左手の薬指に、きれいな…、本当にきれいな指輪がはめられていた。
「祐一さん……。ありがとうございます…」
「ん、まあ安物だけどな。デザインを選ぶのに悩んじゃって遅れたんだ」
美汐は、それが安物でない事に、すぐに気づいていた。
自分のために頑張って買ってくれたと思うと、本当に嬉しかった。
「本当に、ありがとうございます……」
美汐の頬を、一筋の涙が伝う。
二人は自然に近づきあい、影がそっと重なった。
冷え切った唇に、暖かい感触。
それは、美汐にとって、最高の誕生日だった。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています