負けるものか! ていっ!
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「ただいまーっ。はい、お姉ちゃん。お願いされてた荷札だよ」
「ああ。さんきゅ。悪いね、急に頼んじまって……」
「いいよいいよ。どうせついでだったし……て、あれ?何見てるの?」
「ああ、これかい? アルバムだよ。荷造りしてて、つい、ね」
「へえ、卒業アルバムかあ……」
「ああ、貰ったはいいけど、さっぱり開いてなくてさ」
「あ、これお姉ちゃんたちだ」
「ん? ああ、そりゃ去年のインターハイだね」
「確か、準優勝とった時のだね。ふふっ、かおりさんすごく嬉しそうな
顔してる」
「ああ……、この時もかじりつかれてそりゃもう大変でさ……」
「死んでも離さないって顔してるよ。嬉しそうだけど」
「そりゃいつもの事だって。こないだだってそうだっただろ?」
「あ、……卒業おめでとうパーティー、だね」
「今生の別れってわけでもないのに、泣くわわめくわ……、いやはや」
「それは言い過ぎじゃないような気もするけど……でも、ねえ?」