>>655より)
「おはよー」
「あ、おはよう」
「オーっス! あかり、ヒロ!」
「おはよう、志保」
「よぉ。こんな日でも朝からテンション高いよなあ」
「あったり前じゃないのよお。何てったって志保ちゃん情報文化祭拡大スペシャル号外
ダイジェストを寝る間も惜しんで作ってきたんだからあ!」
「志保、目赤いけど大丈夫?」
「だから朝からハイなんか……。ちったあそのムダに元気なのをわけてくれよ」
「そんなわけにはいかにわ! アタシには志保ちゃん情報を待つ一千万のファンが……」
「でも、『拡大版のダイジェスト』って、変じゃないかな?」
「ま、『志保の考え休むに似たり』と言うからな」
「ムキーッ! あんたたち、このあたしの芸術を理解しないなんて──っ!」
「? 浩之ちゃん、どうしたの」
「ん、いや。先に志保と行っててくれ」
「うん……」
「行こう、あかり。こんなハクジョーな奴はほっといてさ」
「おう。じゃ、また後でな」