「じゃあ、わたしが捨ててくるね」
そう言って、理緒ちゃんはゴミ箱を持って教室を出て行きます。
「それにしても毎度毎度、理緒ちゃんは手際がいいな……」
「そりゃそうよ。あの子、あちこちでバイトしてるみたいだし」
「浩之ちゃんも見習わなくちゃね」
「うるせーよ」


「あった。ここにもあった。シールシール、空き缶のシール。
これで10セット……お昼に藤田くんたちにもらったのとこれと………好調好調っ。
お皿にコーヒーセットにジャケット………おかあさん、みんな、絶対当てるから待っててね」