葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round44!!
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0693名無しさんだよもん
01/11/21 22:59ID:J2ZGU5WQ女の怒声が部屋に響く。
「うぁ・・・あ・・・マ・・・マ・・・ごめんなさい」
テーブルの上はご飯が散らばっていた。
その前で、今にも泣き出してしまいそうな声で怒鳴った女を見上げる女の子が
一人。
歳は5歳になるかならないかぐらいだろうか。
繭と呼ばれたその女の子は、ひどく怯えていた。まるで雷雲に怯える羊のように。
短く肩口で切りそろえられた髪の毛の隙間から見える背中には無数の傷があった。
その傷は、少女の父親や、他人に気付かれないように服で隠せる場所だけを痛め
つけたようだ。
「なんでっ!あんたはっ!お行儀良くっ!ご飯を食べられないのっ!?」
女――つまり、繭の母親はそういいながら、手にしたゴムバンドで自らの娘の背
中を打った。その顔は狂気に歪み、微笑んでさえ見えた。
「うぁああああん!痛いよぉ!ママぁああごめんなさいぃっ」
その必死の叫びも自らの行為に熱中してしまっている母親には届かない。
繭はもはや、頭を抱え、体を丸めて耐えるしかなかった。
服の上からも、血が滲んでいるのがわかるまで、母親はその行為に没頭した。
気が付いた時にはもう、繭は気を失っていた。
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