冬弥「…ちょっと、訊いていいですか?」
英二「んん?」
冬弥「…どうして、こんな時に由綺スレを立てたんですか?
   …わざわざ理奈ちゃんの勝利を見せたりして…?」
英二「…まずかったか?」
冬弥「だって…! 由綺、明らかに不安になっちゃいましたよ!
  これから、しっかりしなきゃいけない時期だってのに…」
英二「ふん…」
これといった感動もないみたいに英二さんは鼻を鳴らす。
英二「最萌で負けた後なら、新スレに怯えてもいいのか?」
冬弥「いや…でも…」
英二「落ち込むのは今だけだろう?
   さっき、君と二人だけだった時、由綺ちゃんは君に何て言った?」
冬弥「え…?」
由綺は…。
冬弥「がんばる…って…」
英二「ははは、早いな」
英二「でも、だろう?」
冬弥「え?」
英二「理奈の勝利を観ても、新スレを観ても、もう回復してる」
英二「今日の『がんばる』は、これまでのとおんなじ『がんばる』なのか考えてみたらどうだ?」
冬弥「あ…」
確かに…そうだ…。
英二さん、やっぱり由綺のこと、よく判ってあげてる。
悔しいけど…。