<南さんが怒った> その2

 まったく、和樹さんも欲求不満なのかしら。必要ならわたしが見せてあげますのに。
「へ、南さん、今なんて?」
 あら、声に出てたのかしら。
「ところで和樹さん、今回はどんなマンガを書いているのですか」
「いや、それはその、こみパでのお楽しみということで」
「いいじゃありませんか、和樹さん」
「いや、だからその」
「どれどれ……、表紙は『モモちゃん危機百発!』。ピーチ本ですね。
 内容は……と、
 『モモ、どうや、わいのアレは』
 『いや〜、へもへも。い、いい〜』
 『ふふふ。モモもとうとうわいなしではいられへん様になったな………』
 ってこれは……?」
「…………」
「他には……
 『モモちゃん……なんか身体が熱いの……』
 『ち、千春ちゃん!? へもへも、千春ちゃんに何をしたの!?』
 『モモがあんまし言う事聞かへんもんで、ちょっと千春に協力してもろたんや。モモ、覚悟しい』
 『そんな、へもへも。約束が違うよ……』
 ……和樹さん、これは何です」
 わたしはにっこり笑って和樹さんに尋ねてみました。
「……す、すみません。ほんの出来心で」

 次のこみパで、人気サークル・ブラザー2の姿が見えることはありませんでした。

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 十八禁初挑戦です。