理奈「…………ふぅ」

温かいミルクと 温かい空気で 冷えた心を暖めて。

はるか「………………ふぅ」

ひと欠けのチョコ マシュマロとかりんとう 山盛りにして。

理奈「おいし」
はるか「ん」
理奈「ん……ふふ」

口の中に広がる甘み 柔らかいものも 固いものも。

はるか「強くなってきたよね」
理奈「何が?」
はるか「ゆきが」

どきっとして 目の前の彼女の視線を追うと 窓の外。

理奈「ゆき……が、ね」

思わずほっとする そして嫌になる 自分のそんな気持ち。

はるか「まっしろけだよ」

一見なげやりな言葉と視線に 目をそらした少女の目に それは飛び込んできた。