「ふぅ…なんだかんだでけっこう飲んだなぁ…。つか、みんな寝ちゃってるし。誰が後かたづけ
すると思ってんだよ…そもそも明日のこみパ、大丈夫なのか…?」
「ぶ〜ぶ〜っ!あたしは寝てないわよ〜っ!」
「おっと、美穂ちゃんは起きてたのか…おいおい、無理して飲むなよ?目がすわってるじゃんか。」
「起きてたんじゃないわよ、寝てないって言ってんのよおっ!ほら、千堂くんも飲むっ!」
「わ、わかったからセーター引っ張んなよ!いただきます…って、バーボンが麦茶みてえだ…」
「ごく、ごく、ごく…くっふぅ〜☆もうだめ、もう絶対だめえ…とか言って、千堂くんおかわり〜♪
あははははっ!フェイントフェイント!信じた?ねえ、信じた!?」
「麦茶みたいなバーボン一息に飲んどいて、よくこれだけはしゃげるよなぁ…」
「ひっく…ねえ、千堂くん…世の中って不公平だと思わない?」
「今度は一気に落ち込んだな…って、どーゆー風に不公平だってんだよ。」
「この四人のなかでもさ、なんであたしだけ体型に恵まれないだろうって…」
「なんだ、そんなことで悩んでんのか?」
「そんなことって…あたしにとっては真剣な悩みなんだよっ!玲子は背が高いからコス映えするし…
まゆは普段おさげにしてるけど、髪は長くってきれいだし…夕香は一番出るとこ出ててさ、あたしから
見てもスタイルいいなって思うもん…。なのにあたしはチビだし、髪も短いし、幼児体型だし…」
「…悪酔いした勢いで愚痴ってみながらも、そんなことないよ…って言ってほしいと思ってる。違う?」
「…はぁ、あたしバカみたい。遠回しのアプローチだったんだけど、まるまる見透かされちゃって。
まともな恋愛もしたことないのに、抜け駆けしようなんて思うからだよね…。キューピッドに怒られ
ちゃったかな?」
「あれ?当てずっぽうで言ったんだけど、美穂ちゃんやっぱり悪酔いしてんだ。だったらちょっと酔い
覚ましが必要だな。ほら、ちょっと立って。」