葉鍵板最萌トーナメント!!1回戦 Round37!!
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0249狗威 ◆inui/iEQ
01/11/16 01:33ID:zvgA4PeT転校してきた早々、クラスの中心に居座った生意気なあいつが、まるで
男に媚を売るようなツインテールを止めてから、もう一ヶ月近くが経ったのでは
ないだろうか?
最初見た時から私はあいつが気に入らなかった。
男に媚を売る髪型や仕草、クラスの男子に囲まれている時の表情。
すべてが気に入らなかった。
それにあたしは知っていた。
あいつが、影では乱暴な口調でしゃべっていたこと。
男子生徒を殴り飛ばすような狂暴な奴であること。
そんな奴が、クラスでは健気な女の子を演じている姿は、見ているだけで虫唾が走った。
だから、あたしはあいつに嫌がらせをしてやろうと思った。
椅子に画鋲を仕掛けたり、机に落書きしたり。ホントに下らなく、陰湿な嫌がらせだが、
あたしはそれの持つ効果の大きさを十分に認識していた。
いつ、あいつが泣き出すか? それを想像して仲間達と忍び笑いを洩らしていた。
でも、あいつは泣き出すどころか、あたしに立ち向かってきた。
意外な展開。あたしはなにも言い返すことができなかった。完全にあたしの敗北だった。
でも、今、あいつはめっきり大人しくなってしまった。
二つに分かれていた髪を一つにまとめ、ただ窓の外を見つめるあいつの横顔は
なんだか見ているあたしが切なくなる。
あたしと、あたしの仲間数人に囲まれながら、毅然として言い返したあの時のあいつと、
今のあいつが同じ人間だとは信じられなかった。
だから、あたしはあいつ――七瀬留美に声をかけた。
「よっ、なんだか、最近元気ないじゃない。どうしたのよ、昔の威勢は?」
七瀬の机に片手を置いて、からかうような口調で話しかける。
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