琴音「じゃあそろそろお昼にしましょう。」
 そう言って弁当箱を取り出す琴音。
葵「あ!それって昨日言ってたお弁当?」
琴音「うん、たくさん作ってきたから一杯食べてね。」
 琴音も葵も既にお互い敬語は使っていない。
浩之『全く・・・・・・ここまで仲良くなれるとは考えてもみなかったな。』
 ついさっきも二人のコンビネーションにしてやられたばかりだ。
浩之『琴音ちゃん、本当に明るくなったよな。』
 最初に合った頃が嘘の様だ。葵にしても自分が一番好きなことを共有できる同世代の友達ができて本当に嬉しそうだ。
浩之『綾香にしても坂下にしても、友達って感じじゃなかったしな。やっぱりこの二人引
   き合わせて正解だったな。』
琴音「藤田さん、お弁当用意できましたよ。」
浩之「う!・・・・・・・ごめん、今は無理。」
葵「ええ!おいしそうですよ?」
浩之「ごめん・・・・・今腹に何か入れたら凄いことになりそうで・・・・・」
 琴音もマネージャーとしての勉強をしているので、今の浩之の状態が理解できないでもない。