思い切り作った声で、由綺の耳元で囁く。
「どうした? 感じてんだろ?」
 由綺はもう耳まで真っ赤だ。
「ひっく……そ……んなこと……ないですっ……んっ」
 あ、最後の方はちょっと喘ぎ声に近いものになったな。
 俺は図に乗って、下着のさらに中に指を滑らせる。
「〜〜!」
 もう、由綺の全身はガクガクと震えっぱなしだ。
 多分、恐怖とそれからないまぜになった快楽で。
 俺は別の手を、由綺の胸に回した。
 由綺の心臓の音はビジュアルバンドのドラム並の激しさだ。
 ――なんか、実際俺もドキドキしっ放しで何を言っているのかさっぱりだ。

 一旦胸に当てた手を下ろし、腰のあたりから、手をうねらせて
さらにブラの下に指を差し入れた。
 柔らかいなぁ……。
 むにゅむにゅと多少小さいが、それでもやっぱり女の子っぽい胸を
さわり捲くる。
 乳首を掌で擦ると、わずかだが硬度が増している。
 そこでまた低い声で囁く。
「乳首硬くなってるぜ」
「ちっ、ちがいます、これは、その、あの……えっと……ひいん」
 いやいや、というように由綺が首を振った。
 その間に、指を股間からさらに奥に突き入れた。
 くちゅ……。
 ――あ、濡れてる。
「お、おねがいします、やめて……ください……おねがい……」

1.やめてあげない
2.まだまだ