ただ、前後に動かしているだけなのに、自分の右手でやるのと
他人の手でやってもらうのとはこうも違うものだろうか。
 例え方が悪いかもしれないが、他人の手で頭を洗ってもらった方が
数倍心地よいと感じるそれに似ているかもしれない。
 美咲さんは相変わらず顔を真っ赤にほてらせながら、一生懸命
前後に俺の陰茎をしごきつづけている。
 多分、行為自体もさることながら、自分の目の前にそれがある、
ということの方が恥ずかしいのだろう。
 ハァ……という暖かい息が俺の陰茎にまとわりついた、思わず
ビクンとそれが反応する。
 俺はちょっと悪戯心を出して、美咲さんに尋ねてみる。
「ねえ、手で握るのってどんな感じ?」
「ん……すごく……熱いね……それに……硬い……」
 恥ずかしがって答えないと思ったが、美咲さんはちょっと熱に浮かされた
感じで答えた。
 ……もしかして、美咲さんも興奮してるんだろうか。
「じゃあ、美咲さん、そろそろ、その……口で……」
「うん、こ、こう……かな」
 ゆっくりと美咲さんの口に俺の陰茎が飲み込まれる。
 うわあ、生ぬるい感触に俺は思わず呻き声をあげた。
「んっ……ふっ……」
 美咲さんは咥えながら、ゆっくりと前後に動く。
 痛いくらいに、陰茎がそそり立つ。
「美咲……さんっ……し、舌も使って……」
 この上、舌を使わせたらどうなるのか、好奇心に勝てずにそんなこと
を言った。

<あと一回で終われるかな?>