・編集長応援SS・

「和樹の受難?」

それは締切明けのある日の夜であった。
原稿に一段落つけ、ベッドに潜り込もうとしたその時。

ピポピポピポーン、ガンガンガンガン

和樹「な、なんだぁこんな時間に!いい加減に…って編集長、何してるんです」
澤田「『あ、編集長』じゃないわよ、さっさと開けなさいよ」
よく見ると手には缶ビールやつまみの入ったコンビニの袋、顔は赤く何よりも酒臭い。
(そう言ってずんずん部屋に上がっていく真紀子)
和樹「ったく、あーあー靴ぐらい脱いでくださいよ、あー鞄置きっぱなし」
澤田「何ゴチャゴチャ細かい事言ってるの、さっさと飲む!」

上がり込んだ真紀子は既にビールを飲み始めている。
どうやら自棄酒の続きをここで始めるらしい。
こういう場合、何をしても無駄であることを和樹は理解していた。