―帰り道―

ひかり「浩之ちゃん、毎朝あかりが迎えに行って…迷惑じゃない?」
浩之 「べ、別に、ンなことないっすよ。俺の方が遅刻してばっかで
     あかりに迷惑掛けてますから」
ひかり「そう?ならいんだけど…」
浩之 「ぎゃ、逆に…嬉しいつーか…あの、その…。か、感謝…してるぐらいで…」
ひかり「ふふっ、あの子に気を遣ってくれてるのね」
浩之 「……………(照)」

ひかり「あら、もう着いちゃった。荷物ありがとう、助かったわ」
浩之 「俺は別に…大した事してないっすよ」
ひかり「ねぇ、家上がってって?今日のお礼に晩御飯ご馳走するわ。
     その方があかりも喜ぶと思うし…」
浩之 「い、いや!今日はいいっす!!もう晩メシ買って来てるから…」
     無駄にするのもなんかもったいないんで」
ひかり「そう…?残念ね〜。」
浩之 「すみません、折角誘って貰ったのに…」
ひかり「じゃあ、また今度いらっしゃいな。あかりといっぱいご飯作っておくから」
浩之 「はい、是非その内に。じゃあ、俺もこのまま帰ります(立ち去ろうとする)」
ひかり「あ、浩之ちゃん!」
浩之 「…あ、はい?」
ひかり「……いつか…あかりの事もちゃんと迎えに来てあげてね?
     あの子、ずーっと待ってるんだから」
浩之 「…………ハイ??」
ひかり「うふふ…じゃあ、またね。今日はありがと(パタン)」
浩之 「…………(呆然&紅潮)」

近い様で遠い…そんな話。