>>328
それもそうですね…

>>319
>>323
過去の日記スレより いわきり&観鈴そのラスト♪

娘が突然泣き出した。誓って言うが、私は何もしなかった。何も。
「ごめんなさい」と言って、身も世も無いという風情で号泣する
娘を前にして、私は成すすべもなく立ち尽くした。
この一見能天気な娘が、どのような闇を抱えて生きて来たのかは
判らない。だが、その姿は滑稽で哀しくてこの上なく痛々しかった。
「…また、遊ぼう。お前がその気になったら、いつでも私を呼べ」
そんな嘘をついて、私は背を向けた。遠ざかるうち、激しい夕立に
見まわれた。いつもなら心地よいはずのその感覚が、今日ばかりは
無性に苛立たしかった。
「観鈴」という名の娘を泣かせるのが人間であるならば、私が殺し
てやっても良いのに。でも、おそらく「観鈴」を泣かせているのは
手に触れられるものではないのだろう。
…私を苛みつづける「時代」という敵と同じように。