「ほら、空を見ようよ」

「すっごく遠くにあるよね?」

「手に届かないよね?」

「夏の空」

「みんなの願いが届く場所なんだよ」

「好きでいてくれる?」

「この青空」

「わたしは大好きだよ」

「いつも想いはせていた空だから」

「人は羽ばたけない」

「でもね、そらは翼をもってる」

「わたしたちにはない翼をもってるから」

「きっと届く」

「そらは青空にきっと手が届くよ」

「届けて欲しい、わたしの記憶を、幸せだってあの子に伝えて……」