観鈴「え?え?え?」
往人「いやあ、なんつかからかいがいのある奴だよな。」
晴子「全くや、こないにおもろい子そうはおらへんで。」
観鈴「・・・・・・・・がお、二人ともひどい。」
 例の言葉に反応して往人、晴子の二人は観鈴に近づく。
観鈴「でも・・・・・二人共仲良し、良かった。」
 そう言って屈託のない笑みを浮かべる観鈴。
往人『ぐあ・・・・・・・・』
晴子『くっ・・・・・・・・』
 二人とも拳を振り上げた体勢で固まってしまう。
観鈴「あれ?どうしたの二人とも?」
 一瞬の戸惑いの後、二人はお互いの顔面目がけて力の限り拳を叩き込んだ。
往人「ぐはあああ!!!!」
晴子「ぬああああ!!!!」
 両者倒れ込みながらお互いの目線を合わせる。
晴子『すまんな、居候。』
往人『なにわかってるさ、お互い様だ。』
晴子『せやな、ウチから言い出した事やけど・・・・・・』
往人『へっ、冗談じゃねえ・・・・・・・』
晴子『あないに可愛い観鈴を殴れるかい!』
往人『あんな愛らしい観鈴を殴れるか!』
 そこまでをアイコンタクトだけで伝えあった後、二人は居間に沈んだ。
観鈴「わ、二人とも笑ったまま倒れてるし。」