あれから数年・・・。
俺はその町の漁協組合で働いていた。
猟師たちが採って来た獲物を加工する毎日。単調な日々。
しかし、退屈ではなかった。
この町に、俺の幸せがあるから。
終業時間になると、いつもの声が加工場の入り口から響く。

「にははっ、お疲れ様」
「パパー」

振り返ると、わざわざ毎日迎えにきてくれる妻と、子供がいる。
「往人くん、いつもお熱いね〜」
とパートのおばちゃんたちに茶化されるが、それも悪い気がしない。
むしろ誇らしい。

「んとね、お母さん、晩御飯の準備して待ってるよ。『婿養子はまだか〜!』って」
「んじゃ、帰るか」
「うんっ」
「パパー、おんぶ、おんぶ!」
「わかったわかった」

背中に子供を背負う。
そして、俺は妻の・・・観鈴の手を握り、我が家へと歩き出した。

・・・こんな未来があってもよかったのになぁ・・・(TT
はぁ・・・観鈴ちん・・・。

生まれて初めてSS書いてみた。下手でスマソ。