「佐祐理さん、大丈夫か?」
なんにしても俺は、とにかく佐祐理さんのもとに駆け寄る。
そんな俺を迎えたのは、顔を真っ赤にした佐祐理さん。
「祐一さん」
しゃがみこみ、両手をお尻に回したまま。
恥じらいに真っ赤に染まりし顔で、佐祐理さんは俺に詰問する。
「佐祐理の……見えちゃいましたよね……」
「いや、その……」
恥ずかしさで眉を下げつつ、見上げるような佐祐理さんのその視線。
俺は観念した。
その瞳の前では俺は、嘘をつくことなどできないのだから。
「はい……
佐祐理さんの白いパンツも、健康的な太股も、パンツに包まれたふくよかなお尻も……」
「……舞」
げしっ。

舞の必殺ツッコミチョップが、俺の側頭部に炸裂し。
穏やかな陽射しに包まれた、静かな中庭に大きく響いた。