「はふぅ……」
楓ちゃんが俺の下で一息ついた。
俺も、荒くなっていた息をようやく静めつつあった。
みつめあう。
俺の排泄した粘液を乗せたままの、その顔。
唇。鼻の上。左頬に幅広く。
左眉の上から左目にかけて(左目は閉じている)。おでこにも。
そして、前髪にも、頬の横の髪にも。
その顔でじっと俺をみつめる楓ちゃんを見ているだけで、
またむくむくと持ち上がる俺の欲望。
「またいくよ……。ほんとにこれ以上嫌だ、と思ったら言うんだぞ?」
楓ちゃんは、顔もぬぐわずにこくっとうなずいた。
今日は、それぞれに用事があって、
千鶴さん、梓、初音ちゃん、みんな夜遅くまで帰って来ない。
こういう日は、朝から一日中、楓ちゃんとふたりで思い付く限りのことをしてしまう。