葉鍵板 最萌トーナメント!!一回戦 round17!!
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0411甘えん坊将軍
01/11/01 17:16ID:RkOo3sC8捏造SS エディフェルとの邂逅
俺は傷ついた体を引きずり、ほうほうの体で雨月山を下りていた。
下りているというより、命からがら逃げているというほうが正確だろう。
俺以外の人間が『鬼』によってどんな悲惨な最期を迎えたかは知らない。
今の俺にできるのはただただ逃げることだけだから。
桁違いの力を誇る異形のもの…『鬼』…の前では人間など獅子に追われるウサギに等しい。
実際、エディフェルという名の『女の鬼』にすら歯が立たなかったのだから。
必死で逃げる俺の目に家の灯りが映る。
今の俺にとってはまさに希望の光。
その家の玄関にたどり着いた俺は、どんどんと戸をたたいて叫ぶ。
「旅のものだが、一宿一飯お願いしたい」
戸が開き、出てきた『女主人』を見て俺は肝をつぶした。
先ほど俺を半殺しにした『女鬼』だったから。
あの魂まで吸い込まれるかのような美しい瞳に、摩訶不思議ないでたちもそのままだ。
腰を抜かした俺に手が差し伸べられる。
殺されるのか?
せめて刀だけは持って逃げるべきだった。
だが、狼狽する俺にかけられたのは意外な言葉だった。
「お晩です」
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