「スフィー、必ず帰ってくるって約束してくれたよね」
「ああ、あいつは約束は守るヤツだからな。 きっと戻ってくるさ」
「プレゼントをくれるとも言ってたけど……なにかな?」
いつものように、軽やかな微笑みを浮かべるなつみ。
「俺にはなんとなく想像がついてるけど……」
「どんな?」
「それはヒミツ。 スフィーだってお楽しみって言ってたしな」
いつものお返しとばかりに意地悪な態度をとる。
「もうっ……」
「ははは……怒った顔のなつみちゃんも可愛いよ」
「……はいはい」
「あ、つれないなぁ〜」
五月雨堂にながれる、のどかな空気。

幾日も同じような日々は続いていき……
……そして

「ハッピーバースデー、なつみちゃん!」
「おめでとう」
「おめでとうございます」
「おめでとー♪」

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