>>595
校庭の隅、風子ちゃんが木に背をもたれている。

「また彫ってるんだ。今度は何…?」
「…記念です」
「キネン?」
「記念。倒した敵の数だけ星を彫るんです」
「…わかんないな」

「この大きな星が」
木の板の中央、ひときわ大きく彫られた星を指さす。

「お姉ちゃん。最初に倒した敵です」
カリッ。星の中央にナイフの先を当ててえぐる。

「えっ…?」
「昨日まで、23匹倒しました」
「…この板が一杯になるまで、敵を倒さなければいけないんです」

「わかんないよ…全然わかんないよ風子ちゃん!」