河島はるかの世界へようこそ#2
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0343はるかのん
01/12/16 19:05ID:0A+AATCV重く曇った空から、真っ白な雪がゆらゆらと舞い降りていた。
「…遅い」
もう一度ため息混じりに見上げた空。
その視界を、ゆっくりと何かが遮る。
「……」
雪雲を覆うように、あいつが俺の顔を覗き込んでいた。
「雪、積もってる」
「そりゃ、2時間も待ってるからな…」
「…あれ?」
俺の言葉に、不思議そうに小首を傾げる。
「今、何時?」
「3時」
「びっくり」
台詞とは裏腹に、全然驚いた様子もなかった。
どこか間延びした口調と、とろんとした仕草。
「まだ、2時くらいだと思ってた」
ちなみに、2時でも1時間の遅刻だ。
「これ、あげる」
そう言って、缶コーヒーを1本差し出す。
「2時間待たせたお詫びが、缶コーヒー1本か?」
差し出された缶を受け取りながら、改めてその顔を見上げる。
「冬弥」
「なんだ、次郎」
腹いせに、わざと名前を間違えてやった。
「そう。私、次郎くん。あはは」
「もういい…」
こいつをからかおうとした俺が馬鹿だった。
「行くぞ、はるか」
「ん」
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