決別というと聞こえはいいけど、それはつまり、彼女の存在を
否定するってことだ。

彼のためだけにある世界で、彼だけをずっと待ちつづけていた
少女に対して、固く交わした約束を裏切り、それどころか、首を
絞めて殺すってことだ。彼の今をなんとか作ってくれた彼女をだ。

君にそれができるか?

でもやらなきゃならない。
それは、誰もが世界に対して支払うべき代償を、いままでずっと
先延ばしにしてきたことへのツケだ。
借りには利子がつくのが当然だ。

浩平は乗り越えた。
俺は・・・・

ダメかも。