葉鍵板 最萌トーナメント!! 一回戦 round3!!
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0367旦那さん、名無しです
01/10/20 00:10ID:Rf5Ba3eT…そんな憎めない傲慢が返ってくると予想していた和樹でしたが、次の瞬間には
背筋も凍り付くほどの言葉を耳にしてしまいました。
「…うわ、見て…オタク大庭…。なに?まだこんなマンガ描いてるワケ?」
「ぎゃは!キモ!そんなだからシカトされるのよねー。あー、キモキモ!」
この展示を描き上げた本人がいるというのに…否、いたからこそでしょうか。
詠美と和樹の背後を通り過ぎていった茶髪の女生徒二人は、聞こえよがしにそう
つぶやいていったのです。和樹は弾かれたような動作で彼女達を見つめ、続けて
横に立っている詠美を見ました。
「ひくっ…ふ、ふみゅう…」
深くうつむき、肩を微震させている詠美は泣くのを堪えているのでしょう。
胸の真ん中を両手で押さえ、まるで心がばらばらになってしまうのを必死で防いで
いるようでした。
「…ちょっと待てコラぁ!!」
導き出したくなかった推察を押しつけられたこと…そして大切な少女を愚弄された
ことに和樹は憤慨を極め、歩み去って行く女生徒に我を忘れて追いすがりました。
薄汚い、まるで失敗したかのような茶髪が振り返るタイミングを見計らい、殺意すら
込めた右の拳を繰り出そうと大きく振りかぶります。
「ダメッ!!」
「わわっ…!」
「きゃあっ!?な、なに、この人…?」
凶器と化した右手が二人の少女を餌食とする寸前…詠美が背後から体当たりを
食らわせてきたので、和樹は思わずつんのめって女生徒達にぶつかってしまいました。
突然身体をぶつけてきた見慣れぬ男性に、女生徒達は怪訝な視線を送ってきます。
それでもまだ和樹の怒りは納まりませんでした。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています