なんだか改まって相談があるらしく、長森は俺の部屋に来ていた。
 散らかってるが今更長森に隠す気は無い。
 寧ろこの散らかってる状況を改善する役こそ、誰であろう長森だ。
「んで、何だ?相談って」
「う、うん。あ、あのね、笑わないでよ?」
「あぁ、問題ない」
「さ、最近ね、ぉ、おっぱいが出るの………」
 なるほど、それは大変だ。
 ところでおっぱいって何だっけ。
 胸、柔らかくてふにふにでもちもちな胸。
 いや、違う。
「おっぱいって母乳のことか?」
「うん」
「何で又?」
「うぅん、解らないよ。お医者さんはホルモンバランスの関係だろうって言ってたけど」
 難しい顔をする。
「で、病気とかじゃないのか?」
「うん、それは大丈夫だって。高校生くらいの娘には偶にあるらしいよ」
 ふむ、その点は安心なのか。