SS統合スレ#6
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0360魅琴伝説・炎の章
01/11/15 13:27ID:aFvQq7KE美汐はミコの腕を引っ張り、一番奥の扉の前まで来た。昨日までとは違い、扉は開いている。
ミ「カビ臭い……それに、暗い」
確かに、部屋の中はほとんど何も見えなかった。外から入ってきたばかりということもあるが、直射日光が入ってきている様子は無い。
美「その時、あなたがどちらに行くか……それに全てがかかっています。さぁ、行きなさい!」
そう言って、ミコの背中を蹴り飛ばした。部屋に派手に突っ込む。
ミ「いたぁぁい……師匠何する……」
バタン! 不平を言おうとしたミコに答えたのは閉じられる扉だった。ついでにガチャっと鍵を閉める音も聞こえた。
ミ「………ふぅ、師匠も強引なんだから………」
とりあえずミコは現状を把握することにした。暗闇に目が慣れるのを待ってみる。
ミ「ん……? あれは……」
ミコが何かを発見した。白っぽいものなので目立ったのだろう。
ミ「なんだろ?」
と、確認しようとしたその時。
ガッ!
ミ「………」
『それ』がミコの顔の真横を通り過ぎ(動く空気が感じられた)、後ろの壁に刺さったような音が聞こえた。
ミ「嘘でしょ?」
一瞬だったが、ミコは見た。
ミ「なんでこんなところで刃が飛んでくるのよ〜〜〜」
次の瞬間、
ヒュ、ヒュ、フュ……
部屋中から空気が切り裂かれる音が聞こえた。
ミ「わっ! わっ! わっ!!!」
ミコはすんでのところでかわし続ける。見るとどうやら刃だけ飛んでくるのではなく、木人(昨日までさんざ付き合ったヤツ)に刃が括りつけてあり、それが落ちてくるようだ。振り子のような動きからして、天井につなげてあるのだろう。
ザクッ!
ミ「痛ッ! ……っ」
ミコのふくらはぎに赤いスジができた。
ミ「どうしろって……のよ!!!!」
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