あの剛剣で名だたる舞さんを斬った者がいるらしい。
これは是非とも立ち会わねばならない。

私はコレクションの中から選び抜いたナイフ20本を
二晩かけて満足行くまで研ぎ、問題の学校に向かった。

……なるほど、強い。
手足の腱を切った程度では動きを止められない。

こういうときには私の彫刻達の出番だ。行きなさい、私の子供達。
十字架のまゆみちゃんとお星様のキララちゃんを投げつける。
やはりバケモノ、聖なる彫刻が効いているようだ。微動だにしない。

隙をついて脊髄を微塵に刻んでやった。
さすがにこれなら再生もできないだろう。
夜の雨に血を洗いながら帰宅する。

翌朝。血塗れのナイフを研ぎ直していたら遅刻してしまった。
学校前の坂でバケモノに逢った。

「ソーリーフーコ ユーアーストロングナイフガール」
「……こちらこそ……ごめんなさい…………」
剣を交えてわかった。コイツも、根は結構いい奴らしい。