葉鍵ロワイアル#13!
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0360恐慌を制すもの(2)
01/10/13 23:54ID:IVJM9hlo「……神奈備命。
あなたは何を-----考えているの?」
「何を、とは?」
間違いなく疑問に思ってはいるが、この会話自体に意味は無いのかもしれない。
長引く対峙の時が、梓を側面へ移動させ、耕一たちを接近させている。
「何故、殺すの?」
「必要だからじゃ」
「-----ここで殺す事が、ですか?」
「否。いま、殺す事がじゃ」
タタタ!タタタ!
パラララララララッ!
神奈が言い終えぬうちに、梓がサブマシンガンの引き金を引いた。
その姿を確認することさえせずに、神奈はひらりと身をかわし千鶴に向けて発砲する。
梓が銃撃した方向へと千鶴は飛び退く。
「好き勝手できると思うなよっ!」
神奈の追い撃ちを、梓の放った銃弾が阻害した。
「-----ふん」
苛立たしそうに鼻を鳴らすと、羽根を一振りして音もなく弾丸を停止させる。
軽い金属音を響かせ落ちた無数の弾丸には、命中を示す変容はひとつもなかった。
「…見事な連携よの。血族とは、良いものじゃな……」
何か寂しげな影を落としながらも、じろりと梓を、そして千鶴を睨みつける。
「じゃが余にも、眷属ならば-----居ないでも、ない」
中空を見つめるように、神奈は呟いた。
しかしその意味するところを、千鶴たちは知らない。
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