葉鍵ロワイアル#13!
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0222それぞれの生き様(6)
01/10/01 21:45ID:BkpMLoFA突然、彰が真顔になって、観鈴に医務室へ帰るように宣言したからだ。
あまりの変貌ぶりに、観鈴は疑念を隠せなかった。
「……彰さん?」
「観鈴ちゃん…いますぐ、戻るんだ」
「いきなり、どうしたの?」
「銃声が、聞こえた。 きっと手当てが、必要になる」
…聞こえたような気もする。
でも、何かがおかしい。
観鈴は違和感から、素直に言うことを聞けなかった。
「彰さん…一緒に、戻ろ?」
しかし彰は頑なだった。
先ほどの微笑から想像もつかないような、観鈴を拒絶する冷たい物腰で返事をした。
「僕はもう少し月を-----独りで月を-----見ていたい。
だからきみは、先に帰って欲しい」
観鈴が寂しそうに階段を折りて行くのを、彰は見守っていた。
どうにも僕は不器用だな、とうんざりしながら腕を組む。
動物に語りかける彼女の姿には、憐れみすら感じる。
しかし彼女の姿が消えるのを確認すると、くるりと振り向いた。
空には、朧月。
地には-----やはり朧げな-----光が、あった。
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