ラーメンもだいぶ変わったよ。
俺が子供の頃はラーメン1杯350〜400円だった。
まさに貧乏人の御馳走。
カツ丼や天丼の方が高級で高かった。
醤油、味噌、塩、チャーシュー麵が基本。
担々麵やトンコツラーメンなんて俺から言われせりゃあ最近の料理だよ。
しかも今のラーメンはスープが濃厚なのが流行。
どんぶりの中が濃いドロッとしたス―プで見えない。
昔のラーメンは、透明でサラサラしたスープだった。
俺はあれが好きだった。
しかも昔のラーメン屋は汚い簡素な造りの店舗。
必ず小さい本棚に少年ジャンプや週刊少年チャンピオンが置いてあった。
店内は暑い。
オッサンと貧乏学生ばっか。
客は無言で麺をすする。
俺はそんな雰囲気が好きだった。
それが今やどうだ?
高級感あふれる広々とした快適な店内。
店員の制服には油汚れ1つ付いてない。
わちゃわちゃした雰囲気が何一つない。
落ち着いたムード。
餃子も女性客が食べやすい様に1個1個が小さい。
豪快さが無い。
気にらねえな。
俺のラーメン屋を返せ。俺の青春を。