スタジアムで論戦 京都府議選亀岡市選挙区
http://s.kyoto-np.jp/politics/article/20150409000060

2人が賛成を唱える一方、1人は現在の予定地での建設反対を訴えており、大きな争点となっている。
建設に賛成しているのは自民党現職の田中英夫候補(71)と、無所属新人の中村正孝候補(61)。
田中候補は、スタジアムは丹波のスポーツ観光で大きな役割を果たすと指摘。「京都縦貫自動車道が全線開通すると亀岡は府内の中心的な位置となり、北部の活性化とも連動できる」と強調する。
懸案となっている国の天然記念物アユモドキ保全や治水対策は検討がすでに進んでいるとし、「施設の活用策をもっと議論するべきだ」と先を見据える。
中村候補も「活性化につながるので大賛成」とし、支持母体のパンフレットにもイメージ図をあしらった。「JR亀岡駅北の土地区画整理事業と連係しないと効果は出ない」と周辺一帯での開発を訴える。
水害の危険を指摘する声に対しては「スタジアム計画で注目を浴びたことから、むしろ河川整備を進める好機になる」と反論する。

一方、共産党新人の苗村活代候補(59)は「住民合意で場所を選定し直す必要がある」と中止を求める。
ちらしには反対を訴える市民や無所属市議のエールを掲載している。
「開発より、暮らしや福祉を優先すべきだ」と訴えを強めている。

スタジアムは府が保津町の農地に収容人員2万5千人で計画し、2017年度中の完成を目指している。
亀岡市は一帯を約14ヘクタールの公園にし、アユモドキなど希少種保全に向けた「共生ゾーン」を設ける予定だ。