◆◆◆ 最高の法学者=我妻栄 ◆◆◆
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0263法の下の名無し
2006/12/02(土) 17:24:15ID:Jym7WW2e一体法解釈学や法解釈学者に何を期待してゐると言ふのだらうか。
法解釈学は、その内容が極めて高度で、理解するのに多大な努力と才能の類が
要求されるやうな学問分野でもないのである。
数学のやうな最高度に抽象化された学問でもないし、自然諸科学のやうな経験的
知識の体系でも何でもない。
聖書解釈学からの影響を受け、また影響を与えてもきた法解釈学は、
教義についての解釈言ふなればドグマティイクに他ならないのであつて、
その根本的差異を無視して他分野と安易な比較はできないのではないかと思はれる。
学説の内容自体は、確かにさして高度でもないし、理論自体の美しさ深遠さも悉く欠けてゐる
と言はざるを得ないだらうが、法解釈が現実の社会において、当該法規範が適用される共同体の
中で具体的に機能して行くために必要欠くべからざる存在になつてゐるといふことについて思慮を
及ぼすならば、学説のエレガントさや深遠さ等の要素は法解釈学者の評価にとってほとんど無関係
の代物であることに気がつくのではないかと思はれる。
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