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日本国防軍を創設せよ

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0001専守防衛さんNGNG
 栗栖弘臣元統幕議長著「日本国防軍を創設せよ」(小学館文庫)より改革すべき16の要点として挙
げているものです。皆さんどう思われますか。読んだことのある方の感想、間違っているところの指摘
ももぜひお願いします。また、この本の出版は奥付を見ると2000年4月です。現在では状況が違っ
ている部分もあるので承知しておいてください。
(1)天皇との距離を縮める
 自衛隊は天皇と疎隔されている。天皇が他の官庁や企業を視察されることはあっても、自衛隊を御視
察にはならぬ。国賓に対する栄誉礼を行う時、天皇は国賓と御同行なさらず傍らに立っていらっしゃる。
かつて札幌冬季オリンピックの際、自衛隊は2000名に近い支援団を臨時に編成して密接に支援した。
天皇が御視察になられた時、道警本部長は拝謁を仰せつかったが、自衛隊の総監以下は列立拝謁も許さ
れなかった。国がこういう区別扱いをしておいて、首相が訓示で、精強な部隊たれと幾ら要望しても無
意味である。天皇を元首として身近に仰ぐことが、使命感を高め士気を鼓舞する所以である。
(2)首相の指揮権を明確にせよ
 現在首相は、「内閣を代表して」自衛隊に対する指揮権を行使することとされている。しかし閣議の
決定を前提とすることは、約20名の閣僚の意見をまとめることであって、文字通り集団による決定で
ある。しかし、部隊指揮に集団指導制の導入は禁物である。従ってこれを「閣議にかけて決定した方針
に基づいて」と読まず、首相個人が決定したことがそのまま内閣を代表したものとみなす意味と解釈す
べきである。もしそう解釈できないと言うのなら、「内閣を代表して」の文言を削除する必要がある。
(3)対外姿勢を明確かつ毅然とせよ
 竹島にしても尖閣諸島にしても、我が国固有の領土だと国内的には声高に叫ぶが、外交交渉の場では
極めて消極的である。領海に入られ領土に不法に侵入されても拿捕も逮捕もしない。米国からの内政干
渉的な申し入れが繰り返されると、概ね受け入れる。対露、対韓等との漁業交渉にしても強い姿勢をと
らない。中国の高飛車な抗議をもはねつけない。これでは外国から見て、わが国に主権を守る意志があ
るのかと映る。これでは政府の言う「国際社会に名誉ある地位を占める」ことなど到底できない。この
姿勢では国連の安保理常任理事国に立候補しても単なる米国の付属物になり下がる。
(4)自衛隊は国防軍とせよ
 重大な国防に挺身する部局を単なる総理府の「庁」に留めるのは、自衛官に対する軽視である。野党
民主党代表の鳩山代議士だけは、自衛隊の性格を「軍」と明確に規定すべきだとはっきり言明している
のに、与党政府は何を考えているのか。近隣諸国のわが国に対する不信感は、謝罪しないからというよ
り、”再軍備はしない””他国に脅威を与えない”と言いつつ、その言質の裏で自衛隊の規模装備を軍
並としつつある欺瞞にあろう。「軍」は侵略的だと言うのは各国に対して礼を失する。「自衛隊」なら
ば対外的に安全だと信じる馬鹿もいないであろう。曖昧な性格は自衛隊に不名誉と失望感を与えるだけ
である。名称は、外国の干渉すべきところではない。その際には階級等の呼称も各国並みに改めるべき
であろう。
以下>>2
0002専守防衛さんNGNG
(5)統合幕僚会議議長の職責と地位を明確にせよ
 現在、統合幕僚会議議長は統合幕僚会議を主宰するだけで、防衛庁長官に対する補佐の任務も規定さ
れていない。ただ首相が統合部隊を編成した時にのみ、出番があるのである。各国並みに、議長は首相
及び安全保障会議並びに長官の軍事最高助言者と位置付けるべきである。これにより首相の指揮に対す
る補佐も明白となる。現在は内局の事務次官が首相補佐と考えているらしい。さらに各幕僚長との関係
をも律し、統幕会議での決裁権を付与すべきである。議長の地位は当然認証官とすべきであろう。各幕
僚長も認証官が相応しく、俸給表上の格付けを議長と同一(外国に出ればいずれも大将の処遇を受ける)
とし、ただ議長には議長手当てを付ければよい。英国では国防参謀総長は元帥に昇格する。
(6)事務次官の職務を限定すべし
 事務次官の職務範囲を行政事務に限り、部隊運用を担当する統幕議長(及び格幕僚長)とは別系統と
考えるべきである。現行法の許でもそうなっているはずなのに、内局がみずから有利に解釈して、長官
に対し自衛隊の基本的事項について補佐するとある設置法の趣旨を、長官の決定を補佐する意味に取ら
ず、直接自衛隊を監督する意味だとするところに問題がある。昔風の言葉を使うと、軍政と軍令の区別
であって、相互に調整するのである。設置法のこの条文は、立法時、往年の軍のように独断決定を下さ
ぬよう監視する内意で入れられたことは間違いないが、昔と違い政府が人事権を握っている今では却っ
て誤解を招く規定であり、修文すべきである。
(7)内局と統幕との業務の重複を避けよ
 制服(軍人)の特殊性を認めなければ、何時までも自衛隊の性格が判然としない。部隊の運用及び運
用に関連する情報、兵站等は各幕及び統幕の専管とし、内局の防衛局及び運用局は廃止すべきである。
事務次官を長とする内局は、シビリアン人事、土地建物装備品の管理、施設の維持、建設業務、予算の
総括、技術開発の各幕調整を管掌し、さらに防衛政策局を新設して、従来欠けている(あるいは外務省
が肩代わりしている)国家安全保障の企画立案を主務とし、外国との防衛協力をも担当させるべきである。
(8)シビリアン・コントロールの正しい運営
 事あるごとに政治家はシビリアン・コントロールを強めると言うが、諸外国の実例を十分研究して、
それが直接部隊を監視するというより、内閣自体の安全保障政策の在り方の問題だと知るべきである。
さらに政治のコントロールは行政官(内局)のコントロールに任せて然るべき、との誤解がある。この
点は小沢一郎自由党党首が、自民党の失政だと明確に指摘した。また政治のコントロールと言っても、
組織に則ったものである必要がある。換言すれば、自衛隊の指揮監督の任を持つ長官と首相のコントロ
ールを意味する。それを不十分だとするのは、民主主義制度の成熟に自信を持たない証拠である。
(9)駐在武官に対する扱いを国際慣行通りに
 現在外国からの駐日武官の接受は内局(外務省出身の国際関係参事官)であり、当方からの防衛駐在
官の監督も内局が実施している。各国の例として、大使は国家元首の代理、先任武官(最近は国防武官
と呼ぶ)は統幕議長の、また陸海空軍の武官は各参謀総長の代理だとされる。従って武官の指揮監督権
も派遣者にある。大使の派遣には事前のアグレマンが必要だが、武官の場合も事前に一種のアグレマン
(国防省)を要する。このように武官制度は国を代表する軍人同士の交換であり、そこにシビリアン部
局の介在を認めないのである。
以下>>3
0003専守防衛さんNGNG
(10)武力行使の意味を再検討せよ
 わが国民、特に政治家は武力の行使を極度に嫌う。あたかも武力行使イコール戦争だと思っているが
ごとくである。しかし国家の尊厳を守るためには武力を背景としなければならないことが多い。特に相
手の非違を挫くためには不可欠である。武力による(暗黙の)威嚇は不可だと言うが、砲艦外交として
主要各国は皆実施していることである。また武力行使と開戦とは次元が全く違う(中央政府の意志か否
か)ことも認識し直す必要がある。
(11)武器使用の場合を、臨場感を以って認めよ
 部隊行動時の武器使用を警察官と同様、正当防衛等に限定するのは事の本質上誤りである。警察官は
個人行動であるのに対し、自衛隊は部隊行動を本質として自衛措置を執るのが当然である。PKOに派
遣しても自衛を認めず、他国軍の庇護下に置く政治家の心理は不可解である。そこまで依存心が普遍化
し、自衛隊を貶めて平然としているのか。
(12)奇襲対処、交戦規定を早期に定める
 いくら世の中が進歩しても不意なこと、予想外の現象が起こるものである。それを予め決めた法律で
規制しようとするのは、木に縁って魚を求めるに似て、実情に合わない。事が起こると何時も法の不備
が指摘されるが、永遠のいたちごっこである。さりとてすべて現地任せにはできないから、事前に一定
の対処方針を示して、細部は現地の判断を尊重するのである。
(13)有事法制を真剣に、立法化を前提に考慮すべし
 既に20年余前から言われていることであり、今度は周辺事態安定法に基づく米軍支援と自衛隊の緊
急時の行動とを許容するよう法改正と新立法が必要となった。国民は米軍のためなら止むを得ないと納
得するが、何故か自衛隊のためには反対しがちである。個人的な好悪の情、軍事アレルギーから脱却す
る必要がある。衛星の利用のみならずハッカー対策等についても軍事的観点を十分加味すべきである。
非軍事思想は対米全面依存と同義である。
(14)国民の愛国心、自衛官に対する敬愛心を植えつけるべきである
 この一助として、朝霞、百里、海上と首都の中心から離れた人目に付きにくい場所で実施している観
閲式を、首都の中心(たとえば皇居前広場)で実施し、かつ市街地行進を認めてはどうだろうか。自衛
隊に許可すると他に示しがつかない、との意見もあるが、自衛隊は国軍として特殊の地位にあることを
考慮する必要がある。交通渋滞は困ると言うが、仏国ではかのパリのシャンゼリゼーを殆ど1日交通を
止め、軍隊の行進を行っているのである。各国とも国軍に対しては敬意を払う。個々の軍人も社会の中
で特別待遇を受ける。この気持ちは子供の時からの愛国心の発露であろう。利己主義、自由奔放主義に
撤するわが国の義務教育は、自然の成り行きに俟つことなく、一種の強制によってでも是正しなければ
ならない。国家の衰退、滅亡は外的によるより国内から崩れると言う。また現在は武装して列車、船舶、
航空機に乗ることや市街通行を禁じているが、国軍の性格を明確にして政府が毅然たる支持の態度を示
せば、かかる不合理な扱いも無くなるであろう。この意味からも国民教育、特に義務段階での国民教育
の重要性を痛感する。今やわが国は「ゆとりの教育」「英語教育」だけが声高く叫ばれているが、その
前に国民精神の基盤が無ければなるまい。国防は自衛隊だけの問題ではなく、全国民が分に応じた責任
を持つべきものである。
(15)民間防衛担当の内務省を復活させよ
 10年前から政府は国会に約束しながら、民間防衛について何一つ方針を示さない。責任官庁が無い
ためである。各国とも内政は内務省が中心で取りまとめている。わが国は占領軍から言われた通り、内
務省を廃止した。そのため不便な点が少なくない。財閥解体を命令通り執行したが、その後各国との競
争に勝つためとしてこれを復活させた。すでに独立して久しいのだから、以前の理由は既になくなり、
専ら行政の便宜と効率を考慮して組織作りをやり直すべきであろう。
(16)平時警備の必要性
 領空侵犯のみならず、領域も領海も同様であるし、さらには戦前に行っていたような漁業に従事中の
舟や海賊に襲われる可能性のある船舶を警護する機能も考える必要があろう。法制化も結構だが、元来
軍(自衛隊)の運用は法律の問題ではなく首相の執行権の問題である。何事も法律で授権しようとする
思想は、世界の流れから見ても改める必要があろう。
0004専守防衛さんNGNG
栗栖さんもボケたのか。
寂しいね...
0005専守防衛さんNGNG
長い…きちっと改行してくれ…
00061NGNG
>>4
著者紹介の写真を見ると、結構なお年のようです。
>>5
長くてすみません。それぞれの見出しだけでもよかったかもしれませんが、
見出しだけでは「具体的にどうするの?」というレスが来ると思いましたので、
すべて引用しました。

元統幕議長の著書なので現職、元職の方は意見しづらいでしょうか。
もしそうであれば板を変えますのでよろしくおねがいします。
0007専守防衛さんNGNG
>元統幕議長の著書なので現職、元職の方は意見しづらいでしょうか
>もしそうであれば板を変えますのでよろしくおねがいします。

別に元統幕長だからなんてのは関係ないと思うよ。
ちなみに俺は、(1)の点でなんか引いちゃった。天ちゃんなんてどうでもいいよ。あとの項目はまぁいいんじゃない。

栗栖さんは、三ツ矢研究の時点で終わった人だからみんな興味ないんじゃないの。
00081NGNG
>>7
レスありがとうございます。自分も(1)の部分で大丈夫かな?という
疑問を持ったので「現職の自衛官がこのようなことを望んでいるのか」
と考えて、このスレを立てたのです。
来栖さんの「超法規発言」がいまの有事法制整備のさきがけとして、
評価されているようですが、今でも自衛隊の方には良い印象が無いのですか。
0009NGNG
>来栖さんの「超法規発言」がいまの有事法制整備のさきがけとして、
>評価されているようですが、今でも自衛隊の方には良い印象が無いのですか。

1行目と2行目が論理的に整合してないが?
たしかに、有事法制研究のさきけかもしれないけど彼のおかげで
有事法制整備が30年は送れたのもまた事実。

良い印象、悪い印象の前に、自衛隊の若いやつで栗栖さんのこと知ってるやつなんてほとんどいないよ。
まじめにCGSの勉強してる若手幹部とその当時自衛隊にいた爺
さんぐらいしか興味ないんじゃないの、と思うよ。
00101NGNG
>>7
すみません。評価ではなく再評価です。

まあ、結構古い人なので知らない人が多いのもわかりますが、
栗栖さんの知名度は別として、本を読んだことのある人は
いるだろうと思ったのですが・・・このまま沈めます。

============終了============
0011NGNG
辞めた直後に「仮想敵国ソ連」なんて本を出したりしてたよね。
ただ、1さんがアップしてくれた文章を読むと、あーあ、と悲しくなります。
変な団体にでも入ってしまったのでしょうか?
0012富国強兵しようよ〜NGNG
富国強兵賛成に一票
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